モニターに向かって

modoのパーティクルで遊びたいなーと思ってmodo関連のブログをチェックしていたところ、とあるブログで前回使ったリプリケータの詳しいことが書かれていたのでだらだら書くよ。



それは、読み込むメッシュが複数選べないのだろうか、という疑問を解決するものであった。


葉っぱなんかはある程度まとめて1つのメッシュとして増やせば問題ないと思うけど、色んな椅子が空中に1000個ランダムに浮かんでるといったような3DCGならではのアート的な画像を作りたい場合一つのメッシュ毎にリプリケータを作るのは効率が悪いと思っていた。

実際、アイテム欄のGroup LocatorでまとめてもリプリケータのPrototype項目には単体のメッシュしか出て来ないので一つしか選択できない。


それを解決してくれるのが「グループ」なのであった。

グループ機能は初めて知ったので、コレ以外に何に使うのかはわからない。

でも、まぁ、色々使いそうだよね。

というわけで順を追って説明するよ。

とりあえず今回は3つの異なる形状を1つずつわけて用意。



アイテム欄を見てもらえれば1つのメッシュ内ではないことがわかると思う。

リプリケータは1ポイント毎原点座標を使ってオブジェクトを配置するので、配置したいものは原点を中心にしておく。

上記の画像は見やすいように横に並べただけだよ。


リプリケータでは使用する元のメッシュは非表示にしても（目のアイコンを消しても）レンダリングには影響しないようなので消しておく。

ポイントはポイントクラウドからスフィアを選択。


まずはポイント数は100に設定。


さて、グループタブでグループを作る。


グループタブを表示するとこんな感じ。



何にもないね。

上の「new group」を押してグループを作成。

わかりやすい名前をつける。

ここではflowerとした。



入れたいアイテムを選択した状態でグループを作る時は、選択からグループを作成で勝手にグループを作ってくれる。

とりあえずグループ作ってあとからアイテムを入れる場合は、モデル画面からアイテムをグループフォルダにドラッグするとグループに登録することができる。

こりゃ便利。






中を見てみると入ってるのがわかるね。

これでグループ登録は完了。

あとはリプリケータのPrototypeを選択してみると・・・



グループ「flower」があることが確認できる。

このグループからランダム選択でランダム配置してくれる。
（あ、ランダム選択って適当に言っちゃったけど本当にランダム選択かわかりません）


「flower」を選択するとポイントクラウドにも適用される（ボックス表示なのでレンダリングしないとわからないけど）。


これをレンダリングしたものがこちら



100じゃ全然ピンとこないのでもっと増やしてみた。



1000



4000


10000


当然だけど数が増えればレンダリング時間も増える。

でも透明物質で屈折率も設定してる割にはレンダリング時間は速かった。




参考までに。

・画像サイズ720*480
・スフィアサイズ300mm
・各アイテム10mm四方程度

ポイント数　　　　　　　　　レンダリング時間

100 1.2秒
1000 5.2秒
4000 43秒
10000 2分40秒